Vampyr(ヴァンパイア) > 基本システム

このページではVampyr(ヴァンパイア)の基本システムを解説します。

目次

ジョナサンの育成

ジョナサンは経験値を稼ぐことで強化・レベルアップします。 経験値はメインストーリーの進行や吸血によって獲得でき、他にも戦闘や地域調査(市民クエスト)を行うことでもわずかながら獲得できます。 催眠術にかけた市民を吸血すれば一度に最大で5000ポイントもの経験値を稼ぐことも可能です。 獲得した経験値はスキルをアンロックするためにも使用し、この作業は隠れ家のベッドに横たわることで行います。

会話

ゲームに登場するキャラクター達との会話は、ストーリーを進行させたり経験値を獲得したりする重要な要素の一つです。 緑色の選択肢はストーリーを進行させる会話で、白色は任意の選択肢となります。 Y選択肢が発生した場合、間違った選択をするとそれ以降の会話が発生しなくなってしまうので注意してください。

吸血

吸血は経験値を獲得してジョナサンを強化するために必要な行為で、市民や敵から吸血したり、ネズミからも吸血することが可能です。 ただし吸血行為はゲームプレイやエンディングに影響を与えるため、システムをよく理解して慎重に行う必要があります。

戦闘時の吸血

戦闘時に敵から吸血を行い、敵の持つの残りの体力を吸収します。 まずステルス攻撃やオフハンド(投擲武器)による攻撃で敵を気絶させ、敵の赤色の体力ゲージの下に表示されている灰色のゲージが0になって牙にアイコンが表示されると吸血が可能となります。

催眠術にかけた市民からの吸血

催眠術にかけた市民を人気のない暗闇に誘い込んで吸血し、経験値を獲得します。 市民を催眠術にかけるには催眠術レベルが対象の市民のレベルと同等以上である必要があり、アイコンの近くに表示されている数字が市民のレベルを表しています。 対象の市民を催眠術にかけたら会話をしてから誰も見ていない暗い場所へと誘い込み、合意の下で吸血を行います。 市民の催眠術レベルが高いほど吸血するのが難しいですが、ブラッドクオリティが高く吸血時に獲得できる経験値が多くなります。

ネズミからの吸血

ネズミから吸血し、体力を回復します。 1体のネズミから得られる血は少ないですが、ネズミは至る所にいるため今すぐに血が必要な状況では特に役に立ってくれます。

隠れ家

隠れ家では休憩をしたり、スキルの取得や武器の強化、薬の作成を行うことができます。 隠れ家の近くにはネズミの群れがおり、ドアには「KEEP OUT」と書かれています。 隠れ家で睡眠をとると時間が経過し、市民が病気にかかったり、店に新たな商品が並んだり、新たなイベントが発生したりといった変化が生じます。 隠れ家は主な拠点となるペンブローク病院-Pembroke Hospital-にあるジョナサンのオフィスの以外にも様々な場所に多数存在しますが、隠れ家間をファストトラベルで移動することはできません。

武器の強化

武器は隠れ家のワークベンチで必要な素材を使って強化します。 強化した武器は好みのバフ効果を適用することが可能で、バフ効果は後で変更することもできます。

治療薬の作成

ロンドンでは9つの病気が蔓延しており、ジョナサンは吸血鬼である一方で医師でもあるため、市民のためにこれらの病気の治療薬を作ることになります。 治療薬も武器の強化と同様、ワークベンチで作成します。 市民は病気にかかることでブラッドクオリティが低下し、地域の健康も低下します。 治療を行うと低下したその市民のブラッドクオリティと地域の健康が回復し、経験値も獲得することができます。

ジョナサンが最初から作成できる治療薬は3つで、残りの6つを作成するには処方箋を入手しなければなりません。 処方箋は2つで、いずれもチャプター2:白衣で入手可能です。

処方箋1:謎の処方箋

ペンブローク病院-Pembroke Hospital-で-Nurse Crane-と会った後、地下の遺体安置所へ行くとボス:ジョン・ドウ-John Doe-との戦闘になります。 この部屋のデスクの上に謎の処方箋-Enigmatic Formula-があり、これを近くにあるワークベンチで解読すればあらたに風邪薬と気管支炎の薬、肺炎の薬の3つの治療薬の処方箋を入手できます。

処方箋2:奇妙な処方箋

チャプター2:白衣-3 ホワイトチャペルの脅迫-Blackmail in Whitechapel-: ドロシー・クレイン-Dorothy Crane-を生かしておくと翌日の夜に牢屋の中で購入することができます。 また、-White Chapel-にたどり着いた時にトバイアス・ウィテカー神父-Father Tobias Whitaker-と会話するとストーンブリッジ墓地-Stonebridge Cemetery-へ行くよう依頼されるのでそこへ行き、正門の外の右側にある遺体を調べることでも入手することができます。 この処方箋をワークベンチで分析すれば頭痛薬と偏頭痛の薬、顔面神経痛の薬を作れるようになります。

移動

瞬間移動

チャプター1:隔離で利用可能になる能力で、離れた場所にある足場や高台に視点を向けた時に【×/A】が表示されると、そのボタンを押せばその場所へと瞬間移動することができます。 また戦闘時に【〇/B】を押すことでも瞬間移動で敵の攻撃を回避することができるのですが、付近に市民がいる場合には使用できなくなるので注意が必要です。

戦闘

スタン

敵の体力ゲージに下には白色のスタンゲージがあり、スタンダメージ-Stun Damage-を与えてこのゲージを0にすると敵はダウンします。 この時に【×/A】を押すと咬傷攻撃で敵にかみつき、与える近接ダメージは小さいですがヘルス-Health-とブラッド-Blood-を回復することができます。